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取り返しのつかないことになる前に…SNSやライブ配信アプリで発信するときに気をつけるべき5つのポイント
ノウハウ

取り返しのつかないことになる前に…SNSやライブ配信アプリで発信するときに気をつけるべき5つのポイント

友人や趣味の合う仲間と情報交換したい。自分の作ったものや、自分自身を多くの人にアピールしたいといった際、SNSやライブ配信アプリは非常に便利なツールです。

しかし便利であるがゆえ、気をつけて使わないと思いもよらぬトラブルに巻き込まれるリスクもあることを忘れてはいけません。SNSやライブ配信アプリで情報を発信するということは、自分の知らない人にも自分の情報が公開されるということ。もちろんそれに伴うリスクも発生します。そこで今回は、トラブル事例を基に情報を発信する際に最低限気をつけておくべきことをご紹介します。

SNSで発信するのは楽しい!でも怖い思いをすることもある

いつでもどこでも気軽に友人や趣味の合う仲間と情報交換ができる。自分の好きなこと、やりたいことを自由に発信できる。SNSやライブ配信アプリには多くのメリット、楽しさがあります。

ほとんどの10代~20代前半の人にとって、SNSやライブ配信アプリは物心がついた時にはすでに存在していたツール。そのため、自由で気軽な情報発信がメリットだという意識も特になく、当たり前のように使っているでしょう。

しかし、こういったサービスは楽しいだけでなく、危険も潜んでいます。使い方ひとつで次のようなトラブルに巻き込まれてしまうのです。実際に起こったトラブルの例をご紹介します。

制服姿の写真をアップしたら不審者につけられた

制服姿や自宅周辺で撮影した写真をアップしたところ、学校や自宅を特定されてしまい、帰り道に不審者につけられるように。

SNSに日々の写真を投稿していたらネットストーカー被害に

日常的に自分の写真をSNSに投稿したことで、見知らぬ誰かから執拗にメッセージが送られてくるように。迷惑だと断ると誹謗中傷や脅迫など執拗な嫌がらせを受けた。

家族で海外旅行中に写真をたくさんアップしていたら留守中に空き巣被害に

家族で海外旅行に出かけ、旅行中の写真をSNSに投稿したところ、それを見た誰かが長く家を留守にしていることを知り、空き巣被害に遭った。

友達との写真をアップしたことがトラブルに発展

学校の友達と撮った写真を軽い気持ちでSNSに投稿したところ、その中に写っていた一人から「勝手に公開しないで」と怒られた。また「自分だけ可愛くなるように加工している」と事実と異なる悪口を言われ、友達関係が悪化してしまうケースも。

発信する前に気をつけるべきポイント

SNSやライブ配信アプリを使って起こるトラブルのほとんどは、本人のうっかりミスによって個人や場所を特定できる写真、情報を投稿してしまうことで起こります。自分では注意しているつもりでも、電柱の広告や公園の遊具、教科書の会社名などほんのちょっとした情報から場所・所属を特定されてしまうことは珍しくありません。またアップした写真を自分の知らないところで悪用されることも起こりえます。

ほかにも、自分ではなんでもないと思って投稿した内容が炎上してしまい、それをきっかけに匿名アカウントであっても個人を特定されてしまうこともあります。写真を投稿しなければ安心ではないということも理解しておかなければなりません。それでは具体的に情報発信をする前に気をつけるべき5つのポイントをご紹介します。

住所や電話番号など個人情報を公開しない

住所、氏名、年齢、通っている学校など、個人情報とされるものを安易に公開してはいけません。またそれらが特定できてしまう写真を投稿する際も注意が必要です。ほかにも「今日の女子会は○○ちゃんの誕生日祝い♡当日にお祝いできてよかった♪」といった投稿も、その友達の生年月日が特定されてしまう危険があります。

位置情報設定は絶対に確認して

スマホやデジカメで撮影した写真にはGPSによる位置情報、撮影日時、スマホやカメラの機種などといった多くの情報が埋め込まれています。そのため写真自体では場所を特定できないとしても、そういった情報が含まれたままの写真をアップすれば、簡単にデータを抜き出せるのです。写真を取る際にGPS情報を含まないように設定し、これらの情報が写真に埋め込まれないようにしましょう。

またSNSで写真を投稿する際に場所をタグ付けしますが、これも行動範囲を知られてしまうことにつながります。旅行先でのタグ付けは自宅周辺に比べれば危険度は高くありませんが、今いる場所を公開することになってしまいます。その場を離れてから時間をおいて投稿するのが好ましいです。

自分以外が写っている写真を無断で投稿しない

自分はよくても、そこに写っているすべての人がSNSに投稿されてもよいと思っているとは限りません。集団で撮影した写真をSNSにアップする際には、必ず全員に許可を取るようにしましょう。アプリを使って顔の部分を隠せば問題ないと思われるかもしれませんが、それでも嫌だという人もいます。必ず自分の判断だけで公開しないように注意してください。

炎上には注意

アルバイト先でのいたずらや芸能人、有名人が来店したことをSNSに投稿して炎上したというニュースを見聞きしたことはあると思います。このような迷惑行為や公開すべきではない情報を投稿するのは、大きなトラブルの元です。また思想や信条にかかわること、差別的発言など特定の人に対して不快感を与える投稿も十分な注意が必要です。

炎上してしまうと、完全に匿名のアカウントであっても、一瞬のうちに個人を特定され、住所、氏名、学校、内定先、仕事先などの情報が漏れてしまい、その後の人生が大きく変わってしまうこともありえます。

鍵アカだからなにを投稿しても大丈夫…ではない

「自分は友達にしか見えない鍵アカウントを使っているから何を投稿しても大丈夫」と思っていませんか?しかし投稿した写真をスクショされてほかの友達に漏らされる。アカウントを乗っ取られてしまうなど、ネットに上がっているものが絶対に拡散されないという保証はありません。どこに投稿するときでも、常に不特定多数に見られる危険があることは意識しておくべきです。

まとめ

通常であれば知り合うことのなかった人に巡り合えたり、自分を知ってもらえたりできることは、SNSやライブ配信アプリを使うことの大きなメリットであり、楽しみでもあります。しかしどういったツールであれ、メリットがあればデメリットも必ず存在します。

SNSが日常的なものになっている人にとっては、SNSは友達同士で面と向かって話している感覚で使えるものかもしれません。でも、それはネット上で行われているやりとりです。ましてライブ配信ともなれば、リアルタイムで多くの情報がネット上に流れていきます。そのため常に友達以外の人にも見られてしまう可能性があることを忘れてしまうと、大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。

SNSやライブ配信アプリでの発信内容によっては、自分が怖い・辛い思いをするだけではなく、周りの人に大きな迷惑をかける場合もあります。そういったことを起こさないためにも、発信内容には十分注意をして、楽しく利用することを心がけましょう。

IFEL 編集部
ライター
IFEL 編集部

インフルエンサーラボ 編集部  / Influencer Lab(インフルエンサーラボ)は、個人の発信力向上をサポートするさまざまな情報を発信していきます。

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