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LIVE配信は生活の一部。日常を配信し続ける双子LINE LIVERが語る「継続することの重要性」
インタビュー

LIVE配信は生活の一部。日常を配信し続ける双子LINE LIVERが語る「継続することの重要性」

LINE LIVEは2016年に個人配信可能に拡大するやいなや、10代を中心に多くのユーザーを獲得し続けています。また、LIVE配信は、ようやく火がつき始めたまさにこれからの市場です。

今回は、 「LINE LIVE OF THE YEAR 2016」にて特別賞を受賞した、だいきん&ゆうたんこと双子LINE LIVERに、LIVE配信におけるこだわりとコツをインタビューしました。

Interview / インフルエンサーラボ 副編集長 日比朝子 ( @solshka )

プロフィール

堀越大輝 (だいきん)さん
堀越湧太 (ゆうたん)さん
CLUSTAR.というグループで活動するかたわら、毎日LIVE配信を行う。

お二人のアカウント

https://live.line.me/channels/81056 (だいきん)
https://live.line.me/channels/81150 (ゆうたん)

1配信40人だったのが、4万に。時間帯ごとの視聴者層を理解する

日比:LINE LIVEは何をきっかけに始められたんですか?

だいきん:LINE LIVEで個人配信が可能になった後、昨年11月くらいにお声がけいただいて。それをきっかけにスタートしました。

「毎日配信すること」は始めるタイミングで決めてましたね。まず最初に、毎日違う時間帯で配信することで、どこが一番見てもらえるのか分析していたんです。その頃は、配信して気づいたことをめちゃめちゃメモってました。そうすることで、徐々に時間帯ごとの視聴者層がわかってきたんです。

日比:例えば、それぞれどんな視聴者層がいるのでしょうか?

だいきんゴールデンタイムは、19-23時。ここは幅広いファンの方に見てもらえます。朝だと、学校に行く前の学生さん。お昼は、ママたち。17時くらいになると学校が終わって家に帰ってくるタイミングなので学生が見始めます。見てくださるであろうファンの方に合わせて配信内容も少し変えます。例えば、お昼だとまったり、夜だとセクシー系とか(笑)

日比:結果的にどのくらいの方に見られるようになったのでしょうか?

だいきん:最初は、本当に少なくて。1配信40人程度だったのですが、今では多い時で1配信4万人の方に見ていただけることもあります。

ファンの視点に立つことでアイディアを得る

日比:配信内容はどうやって企画されているのでしょうか?

だいきん季節に合わせた企画は取り入れるようにしています。ハロウィンメイクとか、クリスマスとか。今年のクリスマスは背景を変える予定です!

家で配信することが多いので、どうしても同じ背景になっちゃうんですよね。そうすると見ている側からしたら、代わり映えしないじゃないですか。だから、変化を時々取り入れるようにしています。

それと同じで、いつもと景色が違うから外で配信することも時々やってます。外配信はすごく見てもらえます。これは、サムネイルがいつもと変わるからクリックしやすいんじゃないかな、と考えています。

ゆうたん:あとは、たまにやるのは、ハートランキングの中から、量子乱数ジェネレーターでランダムに数字を選び、出た数字に該当するランキングの方の名前を書いて「スクショタイム」をすること。これはすごく人気です。とくに日中に見てくださる方々は、ライブに来られない方が多いので、こういった企画をすることでより濃いファンになってもらえるようにしています。

だいきん:ただ、毎回企画をかっちり決めるというより、配信開始してからのコメントを見て会話をしていくことが多いです。配信始めてから、コメントを読むスピードも格段に上がったし、普段の会話も面白くなったって言われるようになりました (笑)

日比:これはやらない、と決めている企画はありますか?

ゆうたん:「フォローしてくれたらプレゼント」という企画はやらないです。フォロワーをお金で買っているみたいで嫌なんです。

日比:企画は、どうやって考えられているのでしょうか?参考にされている方はいらっしゃいますか?

だいきん:企画をパクる、といったことはやっていないです。多くのものはオリジナルで考えています。ただ、他の配信者を見て「やらない方がいいな」ということは学んでいます。例えば、週1配信だと伸びないとか、この企画はファンの方が楽しめないなとか。やはり、ファンの方の視点に立つことでアイディアは得られますね。

ゆうたんツイッターは、LINE LIVERの中でも、ファン数が多い人ほどしっかりとやっているなと感じます。そこは、他の人がやっているのを見て、大事だなと改めて思ったポイントです。配信後に、ファンの方から質問を受け付けたり、拾えなかったコメントに対応したりしています。どうしても配信中は時間が限られているので。

地方でライブに来てくれる人が増えた

日比:お二人はCLUSTAR.という音楽グループに所属されているとのことでしたが、LINE LIVEでの配信によって変わったことはありますか?

だいきん:僕たちのライブコンサートに来てくれる人は確実に増えましたね。特に地方での動員数が増えました。そこにオンライン配信の力を感じます。

また、ライブコンサート中はどうしてもカッコつけるじゃないですか。でもLIVE配信中は素を見せている。そのことで、ファンの方との距離も近くなったと思います。最初は、カッコつけている自分を崩すのが難しいんですが、やはり素を見せるのが鍵です。

日比:ライブコンサートのプロモーションはどうやって行なっているのでしょうか?

だいきんLIVE配信中に歌を後ろで常に流したり、ライブコンサートの情報を画面に表示したりしています。オンラインとオフラインのコミュニティを混ぜるのは常に意識してます。

日比:オンラインのファンの方が、参加しやすいように工夫していることはありますか?

ゆうたん:以前から取り組んでいたことでもありますが、無料で参加できるライブをつくることで、初めての人も足を運びやすい環境づくりをしています。

また、ファン同士の交流が生まれるように、自分たちのツイッターでファンの方を紹介して、繋ぐこともしています。1度会ったことのあるファンの方であれば、その方の特徴を紹介する。そうすることで、ツイッターで先にファン同士がつながるので、知り合いがいない状態よりも安心してライブコンサートに参加できると思うんです。ファンの方も含めて、大きな輪になるといいなと思ってます。

初めての海外ひとり旅、LIVE配信がなければ成り立たなかった

日比:お二人にとって、LIVE配信ってどんなものなのでしょうか?

だいきん生活の一部ですね。LIVE配信をすることが、本当に習慣になっていて、まばたきと一緒 (笑)

最近、初めての一人海外旅行で韓国に行った時も、ずっとLIVE配信をしていました。配信中に韓国に行くっていったら、ファンの方がめちゃめちゃサポートしてくれて。たぶん、LIVE配信してなかったら行くこともできなかったんじゃないか、と思うほど助けてもらいました。

日比:例えば、どんなサポートがありましたか?

だいきん:飛行機を予約するのも配信しながらやりましたし、向こうに着いてからも配信しながら移動してました。ツイッターのDMで指さし会話帳のようなものを送ってくださった方もいましたね。現地で間違った韓国語使ってたら指摘してくれたり (笑) 一人で旅行行ったのに、一人って感じじゃなかったです。

日比:最後に、お二人が今後挑戦したいことを教えてください。

ゆうたん:今後もLINE LIVEを継続して配信して、ファンの方と一緒に色々なものを作り上げて行きたいなと思っています。

だいきん:ブラジルから見てくださる方とか最近いて。LINE LIVEを通して、グローバルに発信して行きたいです。

日比朝子
ライター
日比朝子

インフルエンサーラボ副編集長 兼 コミュニティマネージャー / 個人が自分の強みを発揮して、輝ける社会にする!もっと個性豊かな人たちが発信力を持つことで、社会は面白くなると思う。インフルエンサーラボでは、インタビューを通して、インフルエンサーの魅力を伝えていきます。

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